私たちが人生で本当に大切にすべきものは何でしょうか。
多くの人が「お金」や「成功」と答えますが、幸せの本質はもっとシンプルだと思います。
それは——「健康」「お金」「愛情」
この3つは、人生を豊かにする3大資産と呼べる存在です。
どれか1つでも欠ければ、心も体もバランスを失ってしまいます。
健康があってこそお金を活かせ、お金があってこそ愛情を守れる。
そして愛情があるからこそ、健康もお金も意味を持つのだと思います。
この3つの資産をどのように育てていくのか、考えてみたいと思います。
健康になるためには

健康のありがたさを知る
前職で営業マンだった30歳頃は、体力もあり朝から夜遅くまで働いていました。
またお酒も好きだったので、仕事が終わって23時過ぎから飲みに行くこともよくありました。
しかし体は正直なものです。
ある日の夜中、発熱で何度も起こされ朝を迎えました。
寝不足と発熱で体調は絶不調でしたが、午前中から予定が有ったので出勤しました。
しかし昼前に倦怠感が酷くなり、またかなり高熱になったため、近くの診療所に行き血液検査をして貰いました。
結果はウィルス性の肝機能障害でした。
肝機能の数値をみる血液検査項目が、二桁から三桁へ軒並み上昇しており、即入院となりました。
- GOT(30→400U/L)
- GPT(35→500U/L)
- ガンマGTP(150→450U/L)
その結果、トータル9日間の入院となりました。
その間・・・顧客に打合せを伸ばして貰ったり、先輩や上司に一次対応をして貰ったり、同僚にはPCを持って来て貰ったり取引業者と打合せをして貰ったり・・・本当に迷惑を掛けました。
また退院後もすぐには肝機能の数値が下がらなかったため、定期的に病院に通うことになりました。
体調を崩して入院をすると…
- お金がかかる
- 仕事を進捗できず顧客・上司・先輩・同僚に迷惑を掛ける
- 退院後も定期的な通院が必要
- 大好きなお酒が飲めない
というデメリットしかありません。
この経験を通して、健康であることのありがたさを身に染みて感じました。
健康であれば働けますし、また趣味や遊びも楽しめます。
つまり健康は「守るもの」ではなく「育てる資産」と捉える方が正しいのかもしれません。
ストレスは大敵!
仕事、人間関係、将来への不安……私たちの生活には避けられないストレス要因が溢れています。
しかしストレスを、ゼロにすることはできません。
「上手く付き合うこと」が大切です。
ストレスは目に見えにくいものですが、心身に確実に影響を及ぼします。
睡眠障害 | 寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚める |
集中力低下 | 仕事や勉強のパフォーマンスが落ちる |
体調不良 | 疫力が下がり、風邪をひいたり、胃腸の不調が起こりやすくなる |
人間関係への影響些 | 細なことでイライラしやすくなる |
こうした変化はストレスによるサインかもしれません。
ストレスと上手く付き合うには!

体を動かす軽い運動が心身をリフレッシュさせてくれます。散歩やストレッチ、軽い筋トレでも十分。血流が良くなることで、頭もすっきりしますね。

お気に入りの音楽を聴く、コーヒーをゆっくり味わう、趣味に没頭するなどの「小さなご褒美」はストレス解消に大きな力を発揮します。

悩みを口に出すだけで気持ちは軽くなります。信頼できる人に話すのはもちろん、紙に書き出すのも効果的です。
ストレスは放っておくと、心も体も少しずつむしばんでいきます。
まさに、ストレスは大敵!
しかし、日常にちょっとした習慣を取り入れるだけで、その影響を和らげることは十分可能です。
「頑張りすぎず、少し肩の力を抜く」
そんな意識が、私たちを守る一番の予防策になるはずです。
最近流行りのオンラインカウンセリングやアプリを使って、気持ちを軽くするのもよいですね。


睡眠・運動・食事を健康への投資と考えよう
健康を維持する上で、睡眠・運動・食事は非常に大切です。
20~30代は睡眠不足だったり、暴飲暴食したとしても短期間で回復します。
しかし40~50代になると、短期間での回復は難しく長期間ダメージを受けますので、睡眠・運動・食事に気を付けた生活を送りたいものです。
現在、私の睡眠・運動・食事についての現状は、以下となってます。
健康診断ではおおむね健康体ですが、血液検査のガンマGTPが100U/Lと少し高めになってます。
睡眠 | 毎日8時間(22時~6時)は睡眠をとるようにしてます。土日も可能な限り、リズムを崩さないように心掛けてます。 |
運動 | 1時間ちょっと(8,000歩程度)往復の通勤をウォーキングしてます。 |
食事 | 3食だいたい同じ時間、ほぼ手料理、適量を摂取していますが、毎日飲酒なので休肝日を週2日は作りたいところです…。 |
30代で入院した経験から、睡眠・運動・食事を「コスト」ではなく「投資」と考えるようになりました。
早寝・ウォーキング・自炊などは、見た目には時間を消費しているように見えます。
しかし実際には翌日の生産性や心の余裕を増やす行為であり、このような健康習慣を積み重ねることで未来の安心が築かれる、と思っています。
健康を、人生をプラスに導く「育てる資産」と捉えると「将来の自分のために積み立てよう」という気持ちになります。
お金を運用しよう

お金は選択肢を広げる人生のツール
大学生時代はアルバイトに明け暮れました。
平日もそうですが、夏休みや冬休みにはがっつりアルバイトをしてお金を貯めました。
その貯めたお金で卒業後に海外留学をしたいと思ってましたが、卒業できず大学を5年通うことになりました。
5年目は親に迷惑を掛けるわけにもいかず、学費、生活費を自分で出すことにしましたので、この貯めたお金(約300万円)を学費や生活費として切り崩し、就職活動をメインにしながら支障がない程度にアルバイトをしました。
もしこのお金がなければアルバイトがメインとなり、就職活動が難航していたかもしれません。
そういう意味では、このお金があったからこそ就職活動に集中するという選択枝があり、無事就職ができたと思ってます。
このようにお金があれば選択枝を広げることができます。
日々の生活を賄うお金があれば、いろんな選択枝があります。
趣味に生きる、やりがいのあるボランティア活動をする、興味のある仕事をする、フリーランスになる等々、いわゆるFIREというやつです。
人生を豊かにするお金の使い方をしよう
お金には色んな使い道があります。使い方次第で人生が豊かになるものです。
前職では、気の進まない飲み会や付き合い等々に対して、結構なお金を使っていました。
現在は、自分が楽しい、癒されると思う「物」や「経験」にお金を使うようにしています。






但し、収支のバランスは大切ですね。年間で計画を立てることも必要です。
思い立ったが吉日!旅行やレストランのご予約にご活用ください。



投資を始めよう
私が本格的に投資を始めたのは40代半ばからですので、始めるに遅いということはないです。
20~30代であれば、少額、分散に加え、より長期で投資することができますので、更にリスクを低くすることができます。
今から始めようとしている人へ、この3つを守るだけで多くのリスクは軽減できます。
生活防衛資金を確保! | まずは「もしものための生活費(6ヶ月分程度)」を現金で確保してから投資を始めよう。 |
少額から開始! | 初めは月額1万円程度から無理のない範囲で。小さくスタートし、経験を積みながら学ぶのが安全です。 |
長期・分散・積立が基本! | 長期 10年以上を目安)、分散 ( 複数の資産や国に分ける)、積立 (毎月コツコツ自動積立) |

投資初心者におすすめの、はじめの一歩はこちらです。
放っておくだけで非課税メリット+分散投資ができる!
- 年間120万円まで投資可能(2024年から恒久化&非課税枠拡大)
- 運用益が非課税になるので初心者向け
- 国が指定した「長期・積立・分散」に適した投資信託が対象
詳しくは:金融庁(NISA特設ウェブサイト)
迷ったら全世界株式1本でもOK。シンプルで分かりやすい!
- つみたてNISAでも買える「王道ファンド」から始めるのがおすすめ
- S&P500連動ファンド→ 米国500社にまとめて投資できる(例:eMAXIS Slim 米国株式:S&P500)
- 全世界株式ファンド→ 日本を含む世界中に分散投資できる(例:eMAXIS Slim 全世界株式:オール・カントリー)
- STEP1生活防衛資金を確保する
- STEP2証券口座を開設(楽天証券・SBI証券・松井証券等々)
- STEP3つみたてNISAを設定
- STEP4eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) OR eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- ステップ5月額1万円〜3万円程度で自動積立スタート!
- ステップ6「長期・分散・積立」の投資開始!
またこのような積立をしながら、同時に個別株式での運用もお薦めします。

現在、私は約68%を国内外の個別株式で、約27%を投資信託で運用しています。


個別株式で上手く運用するためにもセミナー、本、記事、動画で学びつつ、自分のお金で経験することが一番の勉強になります!
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愛情で満たされよう

大切な人とより良い関係を築くための聴く力
これ滅茶苦茶大事です。
妻との会話中、私がちゃんと聞いていないことで今まで何度、妻から怒られたことでしょう。
スマホ、PC等を触りながらボーっと聞いていると大事なことを聞き逃し、後になって大ごとになることが何度もありました。
このようなことは会社内では起きないことですが、家庭内では起きます・・・
仕事ではお金を貰っているからミスはできない、ということなのでしょうが、一番大切な家庭内で、なぜこのようなことが起きるのか・・・
おそらく私の無意識の中に・・・
「家庭は癒しの場だし、妻にそんなに気を使わなくてもよいだろう」という甘い考えがあるのでしょう。
熟年離婚をされないためにも、今後はその考えを改め日々の会話にも全集中!していきたいと思います。
自分を大切にすることが、相手を大切にすることにつながる
自分が疲れていたり、病気の時など、どれだけ「相手を大切にしたい」と思っても、心が追いつかず、いらだちや不満をぶつけてしまうことさえあります。
自分を大切にするというのは、自らの心や体の声をきちんと聞き、必要な休息やケアを取ることです。
これができている時は、余裕やエネルギーを持って他者にもやさしく接することができています。
つまり自分を大切にすることは、自分自身の土台づくりの1つなのかもしれません。
その土台が整ってるからこそ、人を支えたり、理解したり、思いやったりできるのだろうと思います。
感謝の言葉1つでより良い関係を築く
日常生活では、感謝の言葉は大切です。
たとえ小さな一言でも「ありがとう」と伝えることで、相手との距離感や信頼関係は変化します。
人は「自分が認められた・価値がある」と感じることで、心が満たされます。
感謝の言葉は、その心を満たすスイッチだと思います。
日常のさりげない場面で交わすだけでも、相手は「大切に思われている」と感じ、関係が温かくなっていきます。
つまり一言の「ありがとう」は、人間関係を深めるきっかけになると同時に信頼や安心感を育む力も持っている、ということだと思います。
健康・お金・愛情はすべて安心に繋がっている
きっと誰にでも、体調を崩して動けなかった時、お金が足りなくて不安になった時、大切な人との関係がうまくいかなくて寂しさを感じた時、があると思います。
私自身もそうでした。
どの悩みも突き詰めれば、安心が揺らいだ時です。
逆に体が元気で動ける時、少し余裕のあるお金がある時、大切な人と笑い合えている時は、未来を前向きに考えられました。
つまり、健康・お金・愛情という3つのテーマは、全部異なる様にみえて、実は同じ「安心」という一点にたどり着くのだと思います。
健康があれば「明日も動ける安心」
お金があれば「困っても大丈夫という安心」
愛情があれば「一人じゃない安心」
そして、どの分野にも少しずつ「安心の貯金」を積み重ねていくことが、人生を有意義にしてくれるのだと思います。
健康、お金、愛情は3つとも、心を支えてくれる大切な資産です。
だからこそ、どれかを完璧にしようと頑張るよりも、バランスよくコツコツ育てていきたいですね!

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