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40代の転職 大企業、中小企業 あなたに合うのはどっち?

転職

そもそも大企業とは、中小企業とは?

実は「大企業」には定義がないのです。逆に中小企業は「中小企業基本法」で中小企業者の範囲と小規模企業者の定義を以下のように規定していますので、あえて大企業の定義というならばこの中小企業基本法の規模を超える企業ということになります。

大企業のメリット・デメリット~私の場合

メリット

前職は大企業でした。規模的には売上2,000億円程度ですので、売上規模が兆を超える超大企業から比べるとかわいい規模の会社でした。

当時は東証一部(現在のプライム)に上場してましたので、それなりに福利厚生が充実(家賃の自己負担が2割とか、単身赴任者の帰省手当が毎月でるとか、全国にある保養所を低額で使用できるとか)してましたし、社会的な信用度も高かったです(特に金融機関や仕入れ会社に対して)。

また有給休暇も取得しやすい環境でした。様々な部署があるので部署異動によるスキルアップも可能でしたし、若手から管理職までの階層別研修制度も充実しておりました。但し給与については、同業他社と比べて高いイメージはなかったです。

デメリット

縦割りの組織であり、組織縦断でプロジェクトを進めるにあたって非常に時間が掛かったり、また決裁までのスピードも遅く顧客に迷惑をかけることもありました。

社内の派閥争いもあり顧客よりも社内(上司等々)を見て仕事をしている組織風土もありました。このような組織風土では新しいアイデアを提案しても、今までの社風や企業文化に沿うものでなければ進めることが難しい環境でした。

様々な部署があり、連携のない部署ですと何をしているのかも全く分からない状況でした。また会社が大きくなるにつれ、会社の目指すビジョンと自分の業務が繋がっているという実感が持てなくなっていったのを覚えています。

中小企業のメリット・デメリット~私の場合

メリット

現在中小企業で働いてますが、合計80名程度ですので連携する部署ではなくとも、なんとなく顔は知っているので挨拶は普通にしますし(大企業の時は挨拶さえしない環境でした・・・)、人間関係はシビアではなくアットホームな感じです。

また、縦割りでは人が足りないので業務内容もある程度幅広くなってます。私も1つの部署の管理ということで入社しましたが、徐々に全体の人事、経理、経営計画に携わるようになりました。。

経営層との距離が近く、報連相からの決断が速い為、顧客や取引先に対してもタイムリーに対応できることや提案したアイデアを直ぐに進めることができたりすることは、中小企業の醍醐味だと思います。

デメリット

福利厚生はやはり充実はしてません。一定の条件を満たさなければ住宅補助(出ても3万円…)を支給しない、社員食堂や食事補助制度がない、退職金規定はあるがかなり少額…という感じです。

給与は低いです。私も今回の転職で年収減となりました。一般的に中小企業の財務基盤は盤石とは言いづらいので、給与や賞与と将来の為の内部留保のバランスを見ながら持続可能な経営をしていかなければなりません。大企業のようにある意味大船に乗った感が無いのはデメリットになるのかもしれません。

あと小規模であるからこそのアットホームな人間関係ですが、そりの合わない上司、先輩、同僚がいた場合は最悪です。配置転換も可能ですが接点を持たないということは難しいと思います。私自身、現時点では発生していないのでのですが将来的には分かりません・・・。

部署にもよりますが従業員が十分に確保できている状況ではないので、業務量増に伴い残業が多くなることがあります。残業時間は月5~30時間程度という感じです。ある程度業務量の増減の時期が予想できますので、そこでうまくワークライフバランスをとる工夫が必要になります。

まとめ

大手企業にも中小企業にも、それぞれにメリットとデメリットがあります。

人によってメリット・デメリットと感じる内容も違うものです。転職を検討する際には、自分がどのような働き方をしたいのか、どのような職場環境を望むのかということを明確にしておくことが大切です。そのためにも自己分析が大切だと思ってます。

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