朝起きるたびに、今日も仕事に行きたくないな…と感じる。
休みの日は元気なのに、出勤前になると体が重くなる。
そんな経験はありませんか?
私もそんな経験があります。ハラスメントを受けていた頃です。
毎朝の満員電車に揺られながら「降りた瞬間にまた家に帰りたい」と何度も思いました。
毎日、憂うつな気持ちに襲われると「このまま、この生活を続けて大丈夫なのか」と不安になりました。
この記事では、毎日仕事に行きたくないと感じる理由や、その気持ちへの対処法、そして根本的な解決策について整理してみます。
皆さんにとって、少しでも気持ちが楽になるヒントを提供できればと思ってます。
是非最後まで読んでみてください。
なぜ毎日仕事に行きたくない、と感じるのか?
仕事がつらい理由は人によって異なりますが、まずは「なぜ自分は行きたくないのか」を客観的に見つめ直してみましょう。

人間関係のストレス
- 上司との相性が悪い
- 同僚とのギクシャクした関係
- パワハラや理不尽な指示

人間関係の悩みは、職場ストレスの大半を占めると言われています。まさしく私も上司のとの相性の悪さ+パワハラや理不尽な指示が原因でした。仕事自体というよりも「誰と働くか」が毎日の憂うつ感を大きく左右しますね。
仕事内容への不満ややりがいのなさ
- 単純作業の繰り返しで成長を感じられない
- 自分のスキルや強みを活かせない
- 興味のない分野の業務を任されている

やりがいを感じない仕事に長期間取り組むと、モチベーションは下がり、出勤そのものが苦痛になってしまいますよね。
長時間労働・疲労の蓄積
- 残業や休日出勤が常態化
- 睡眠不足や生活リズムの乱れ
- プライベートの時間が取れない

長時間労働は悪です。体が疲れていると心も弱ってしまい「また仕事か…」という気持ちが強くなりますね。
体調やメンタルの不調
- うつ症状や不安障害
- 慢性的な体調不良
- 自分でも気づかない心身のSOS

毎日仕事に行きたくないと強く思うのは、体や心が「休んでほしい」と訴えているサインです。
今日からできる小さな対処法
まずは「根本的な解決は難しいけど、少しでも気分を軽くしたい」そんなときに役立つ、すぐにできる工夫を紹介します。

朝の習慣を変えてみる
- 通勤前にお気に入りの音楽を聴く
- 朝に軽いストレッチや深呼吸をする
- 出勤前にカフェでコーヒーを飲む

小さな楽しみを朝に作ることで、「会社へ行く」ことを少しだけポジティブに変えられますよ!
ご褒美を用意する
- ランチで美味しいものを食べる
- 帰りに気になっていた店に立ち寄る
- 家に帰ったら好きなドラマを見る

私の場合「今日一日を乗り切ったら晩酌がある」と思えるだけで、気持ちが前向きになります。
小さな目標を作る
- メールを午前中に全部片付ける
- 感謝の言葉を多くの人に伝える
- 週末までに好きな分野の資料を仕上げる

大きな成果よりも小さな目標達成が、前向きな気持ちを生みます。
通勤ルートを工夫する
- あえてひと駅歩いてみる
- 混雑を避けるために早めに家を出る
- 少し寄り道して新たな景色を見てみる

マンネリ化した通勤に変化を加えると、気分がリフレッシュされますね。
職場での味方を作る
- こちらから声をかけてランチに誘う
- 信頼できる人に悩みを共有する
- 普段より積極的に、おはようと声をかける

職場に安心できる存在が一人いるだけでも、心理的な負担は大きく減ります。
仕事中に定期的にリセットタイムを入れる
- 1時間ごとに立ち上がって軽く体を伸ばす
- 目を閉じて深呼吸をする
- 水やお茶をゆっくり飲んで気持ちを切り替える

意識的に休憩を取ることで、集中力も持続しやすくなりますね。
仕事以外の時間を最優先する
- 定時後は自分の好きなことをする
- 趣味や好きなことを優先してスケジュールに入れる
- 休日は完全オフにして仕事を持ち込まない

プライベートを楽しむことで、仕事の憂うつも多少和らぎます。
感情を書き出す
- ノートやスマホに「今日イヤだったこと」「よかったこと」を書く
- 書き出した言葉で頭の中を整理する
- 後で見返すことで、自分の変化や本当の原因を考える

モヤモヤを書き出して言葉に変えることは、心のデトックスに繋がります。
最近流行りのオンラインカウンセリングやアプリもオススメです。


根本的な解決方法を考える

一時的な工夫で気持ちを和らげることは大切ですが、「毎日仕事に行きたくない」状態が長く続くのは危険信号です。
次のステップとして、根本的な解決を考えることが必要です。
職場環境を改善できるか相談してみる
- 上司や人事に相談して配置転換を相談する
- 在宅勤務や時短勤務の制度を利用する
- チームやプロジェクトを変えて貰う

意外と相談すれば変えられることもあります。まずは声を上げてみることが大切です。
有給休暇や休職でリフレッシュする
- 計画的に有給休暇を活用する
- 家族とも相談し一旦休職してみる
- 有給休暇や休職を活用して医師の診断を受けてみる

休むこと、は逃げではありません。疲れが蓄積しているときは、思い切って休暇を取ることも選択肢の一つです。特にメンタルに不調を感じる場合は、医師の診断を受けて休職制度を活用することも大切です。
キャリアを見直す・転職を検討する
- 本当にやりたい仕事は何か
- どんな働き方なら自分は幸せか
- 自分の強みを活かせる職場はあるか

転職は大きな決断ですが、「毎日仕事に行きたくない」と感じ続けるより、思い切って環境を変える方が人生を前向きにできます。
知人の体験談〜行きたくない毎日から抜け出した瞬間
私がハラスメントで悩んでいた時に、たまに学生時代の同級生と飲みにいってました。
私の愚痴を聞いて貰ってましたが、実は彼の方が深刻でした。
当時、彼は営業職として働いており、数字のプレッシャー、上司からの詰問、深夜までの残業も頻繁にあったようです。
「毎日会社に行くのが嫌だなぁ~でもサラリーマンだから我慢するのが普通だよな~」と飲みながらよく話してました。
しかしある日、体調を崩して病院に行った時、医師から「過労による自律神経の乱れ」と診断されたとのことでした。
そのとき彼は「これは自分の努力不足ではなく、環境の問題かもしれない」と思ったとのことです。
その後、彼は思い切って転職活動を始め、自分に合った業界に移ったところ、不思議なくらい朝の憂うつ感が軽くなったとのことでした。
もちろん仕事は大変ですが、「心からイヤ」とは思わなくなっとのことです。
「仕事に行きたくない」という気持ちは、自分が弱いからではなく、環境が合っていないサインでもあるということです。

私のハラスメントの環境は5年間だったのですが、それ以上になっていたら彼と同じように体調を崩していた可能性が高かったと思います・・・
転職を考え始めたあなたへ
「毎日仕事に行きたくない」と思ったとき、それは環境を変えるチャンスかもしれません。
転職サイトへの登録や転職エージェントへの相談をしてみましょう。
- 自分に合った求人を紹介してくれる
- 履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 非公開求人(一般には出回らない案件)に出会える

自分一人で探すよりも効率的に動けるので、在職中でも無理なく情報収集が可能です。まずは複数のサービスに登録して、「どんな選択肢があるのか」を知るだけでも気持ちは変わります。

まとめ
「毎日仕事に行きたくない」という気持ちは、多くの人が経験しています。
それは怠け心ではなく、あなたの心や体が発しているSOSです。
改めて、今回の記事をまとめてみます。

転職を視野に入れるなら、まずは情報収集から始めましょう。
無料で利用できる転職エージェントを活用するだけでも、「行きたくない毎日」から「未来を選べる自分」へと一歩近づけます。
あなたの毎日が少しでも軽く、前向きになりますように!

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